フードパントリーをご存知だろうか?
まだ食べることができる、食材を循環させる仕組みである。
他の概念との違いを
フードドライブとの違い
似通った概念としてフードドライブがあるが、フードドライブとは異なる点として、
フードドライブのドライブは寄付という意味なので、一回限りの印象が強い。
お祭りなどの催事の一角に設けられたボックス回収のイメージ。
回収された後にフードバンクで保管されたりする事が多いのではないだろうか。
フードバンクとの違い
ではフードバンクとの相違としては、フードバンクは保管場所の意味合いが強い。
食材の一時保管場所といった意味である。
一時保管の意味としては、提供先である企業、店舗、家庭などから寄付された食材
を一旦保管しておく場所。といったニュアンスである。
保管場所の問題
実際問題食材の寄付を受ける際のまずは問題になるのは、送り先(搬入先)となる保管場所である。
全ての食材が常温保管できる訳はないので、冷蔵機能がなければある程度の期間の難しい。
その様な冷蔵機能を持った保管場所に送る事が出来ればベストであるが、
まず送り先に人が在中しないといけないハードル。置き配の様にしておくわけにはいかないのは想像に難しくないだろう。
そして人がいたとしてもその食材を置いておける余力のある冷蔵スペース。
なかなか難しいのである。
実際の現場はスタッフ個人の冷蔵庫を間借りしているといった事が子ども食堂に置ける課題とも言えるのではないだろか。
そう、食材の保管の問題は想像以上に運営していく中で大きいのである。
子ども食堂も食材を寄付で賄っている部分が大きいので、より多くの食材を保管しておきたいのは山々であるが、実際問題むずかしい。
そこでフードバンクはその保管という点において、優位性を持っている。
一時保管が可能になれば、次に食材の選別が可能になる。
選別したものをおいておく事もできる。
これは強い。