先日、門真市でNPO法人ハッピーマムさんの代表理事さんとお話をさせて頂く機会に恵まれた。
少しの時間ではあったが非常に勉強になった。
同じ思いを持っている人とだけ話せる言葉があるなとしみじみと思った。
とても励みになった。
(この記事はハッピーマムさんにインスパイヤされて書いた記事です。)
NPO法人ハッピーマムさん
その際にフードバンクOSAKAというワードが出来てて
堺にあると聞いたので、一度堺に行った際に訪問してみようと
考えていたが、
こんなに早くに訪問ができると思っていなかった。
突然の訪問の電話にも対応いただいた事を最初に感謝を述べたい。
事務局長の方にお話しを聞く事ができた。
フードバンクOSAKAさんとしては提供先に対して基準を設けておられ、非常に
勉強になった。
寄付であってもトレーサビリティ
寄付であれ、物資が人から人へどのように広がっていくかわからないので、
寄付元の情報(例:企業や協力者)
寄付先の情報(例:子ども食堂やシェルターやパントリーなど)
寄付先からどのように、どの人の手に渡ったか?
の記録保持をかなり徹底している印象を持った
それも5年間の保管期限が設けられる事が法令でも決められる可能性が高いというのは初耳であったし、事業の永続性に関わる重要な
要素としてとても、うなずける内容であった。
今年になってフードパントリーが急増している。
急増しているとのことでまさに私もその一つなので、ブームではないけれども波が来ていることは間違いではないんだろう。
パントリーへの提供に関しては現地視察を必ずしている
保管の衛生状況をかならず提供する前に見にいっているという。
フードバンクからの支援先とは契約書を締結する。
これもなかなかに衝撃的であった。
好意と好意の結びつきが物資の支援と考えていた事も自分の中であったがそこに「甘さ」があるなと思い知った、CtoCならそれでいいかもしれないがBtoBだこれは完全に。
ビジネスではないけども、自分が目指そうとしている
先にはCからBの壁がある。
それを明確にしたものは「契約書」だ。
口約束などではない法的な効力の根源となる契約関係がそこにはあった。
こちらに詳しい
フードバンク活動における食品の取り扱い等に関する手引き
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/attach/pdf/foodbank-9.pdf
もっとも印象的だった事
フードバンクとなると、企業からの提供も多くなる。
その際に、
物資(食べ物)を提供する事だけが社会貢献と思わないでほしい
と提供先にはっきりと伝えていると仰られた事が印象的だった。
それは廃棄の処理費を削減しただけであるが、それが社会貢献だと思う企業の担当者さんも多いということであろう。
例えば、物資の提供し、社員さんをボランティアとして派遣するなどし永続的な関係性を築き支援し続ける事が大切だとも仰っておられ、納得の一言。
「フードバンクという名前から食品の提供だけと見られがちではあるが食品を媒介として人と人との関係性の構築とコミュニケーションの機会を作る事が本当の目的です」
と言葉でお伝え頂いたことは本当に聞けて良かったと
思える言葉であった。
お話しありがとうございました!